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腹膜透析・腎不全・選択療法

腎不全の治療選択

腎臓の働きが正常な人の10分の1まで低下してしまった時に、特別な治療(腎代替療法)が必要になる場合があります。血液透析、腹膜透析、腎移植の3つの選択肢があります。

血液透析

血液透析は、週に3回病院に通って4時間〜5時間程度の治療を行います。前もって透析用の血管を手術で作っておく必要があります。血管に針を刺し、体の中から血液を抜き、きれいな血液の状態にしてから体に返します。同時に余分な水分も取り除きます。腹膜透析に比べて短時間で余分な水分を取り除くため、治療中に血圧が下がりやすいなどの欠点はあります。また、どんな状況でも休むことができないので、通院が大変です。ただ、週3回通院することで異常に早く気が付きやすいというメリットはあります。

腹膜透析

自宅や職場などで行える透析で、本人や家族が行うことが多いです。手術をしておなかに透析のための管(カテーテル)を入れておき、透析液を一定時間おなかの中にためておきます。治療が終わった後に、透析液をおなかから出してきます。手動で3〜4回透析液を交換して治療する方法と、寝ている間に機械を使って自動で治療を行う方法があります。基本的に病院に通院するのは1ヵ月に1回程度で良いので、血液透析のように頻繁に病院に通う必要が無いという利点があります。血液透析と比べて、治療のたびに針を刺すこともなく、急に血圧が下がったりすることも少なく体に優しい治療法であるといわれています。腹膜透析を長期間続けていると、腸閉塞などの合併症を起こしてしまうリスクがあるため、治療法を血液透析へ変更する場合もあります。

腎移植

腎移植は、他の人からもらった腎臓を手術でくっつける治療法です。くっつけた腎臓は正常な腎臓の60〜80%程度の働きをすると言われています。親子や兄弟、夫婦など身内の人から腎臓をもらう場合と、脳死または心停止した人から腎臓をもらう場合があります。移植した後は定期的に病院に通院し、免疫抑制剤を飲み続ける必要があります。

腹腔内にカテーテルというという管を入れて、透析液を注入し一定時間貯留していると、腹膜を介して血液中の老廃物や余剰の水分が腹腔内に移動します。十分に移動した時点で透析液を体外に排出することで、血液が浄化されます。
尿毒素を除去し、ミネラルを調節し、余剰な水分を取り除いたあと、からだに戻されます。

診療時間

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9:00~12:30
受付12:30まで
15:30〜19:00
受付19:00まで

休診日 :水曜日・日曜日・祝日

※水曜日に診察ご希望の方は「谷口内科」へお越しください。
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アクセス

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所在地

133-0065
東京都江戸川区南篠崎町 3-6-4 瑞江駅から徒歩3分 

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